そしてまたアラスカへ



ここまで読まれた方の中には、「こんなに何回もアラスカに行けて何がサンデーアングラーだ!?」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。確かにアラスカはアメリカにあり、秋田に釣りに行くような訳にはいきません。格安航空券はほとんどないし、宿泊料だってかかります。少しの休日と小遣いしかないサラリーマンがどうして行けるのでしょうか。

私は酒が体質的に飲めません(でもつきあいの飲み会は断りません。)。洋服は流行に合わせて買うこともなく、太って着られなくならない限り一張羅です。パチンコはやりません。車も中古車です。等々、ある目的のためには少しは我慢が必要になります。そして、我慢の結果が年30万円になれば、あなたもアラスカに行けるのです。

休暇にしても、1年前からスケジュールの調整を始めて、これも少し我慢して節約します。1年間で3日や4日の休暇、一生懸命働くあなたに会社は必ず認めてくれるはずだし、認めてもらう努力が必要です。最後に「自分の人生なんだ!」とちょっとした思い切りができれば、サラリーマンがサーモンに出会う準備が整います。

昨年は、アンカレジから東南300キロにあるカッパーバレーでキングサーモンを狙いました。例年ですと7月の初旬がピークで、第三週は終盤戦なのですが、この年は遡上が遅れていたようで、運良く、味では世界一というカッパーリバーのキングサーモンが釣れました。

この冬、冬のアラスカのサーモン釣りを研究していました。アラスカでも比較的暖かいコディアックやホーマーでは、1月、2月でもキングサーモンのトローリングをやっている釣り船があるようでした。1月の下旬頃、できたら行きたいと思っていましたが、夏とは違い航空ダイヤの接続が悪く、ロス時間が多いなどの難点があり予算もきついので、今年は断念しました。
冬のアラスカはノーマルタイヤでも雪道はオーケーです。気温が低いのでスリップしないので、まるでスタッドレスタイヤのように走れます。問題は地吹雪でしょうか。
費用と時間が許せば、いますぐにでも行きたいですね。

釣りの海外遠征ができるのもそう長くはありません。費用もさることながら、長い旅程は体力が必要です。たくさんの釣り道具を抱えて、10時間以上の飛行に耐えてなくてはなりません。いつまでできるか、そう考えると多少のことはあっても「行けるときに行く。」という気合いが必要です。

世界にはたくさんの大物釣りの名所があり、オーストラリア、ニュージーランド、アマゾン、アルゼンチン、そしてモンゴル、行きたいところは山とあります。私を誘ってくれる人は今のところいないので、常に自分で開拓して行かなくてはならないのが辛いところです。でも、「行けるときに行く。」をポリシーにして毎日働いています。

今年のアラスカは長くは行けそうもないので、キーナイを中心に3泊か4泊程度で計画中です。職場が4月から変わり、仕事の予定も見えていなかったので航空券などの予約活動は控えていましたが、ここにきて見通しが出てきたので、早速航空券を予約しました。

夏休み時期でとても高い。9月ならかなり安くなるのですが、大きな仕事が予定されているので仕方ありません。9月のセワードやコディアックのシルバーはとても魅力的なのですが、行けるときに行く、です。宿は格安の古いバンガローにして、レンタカーもコンパクトサイズです。食事もスーパーでまとめ買いして安くすませます。キーナイのキングとレッドが待っていると思えば我慢しなくては。

デイブとキーナイ川にて


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