私のフライコレクション


それまで餌釣り一辺倒だった私がフライフィッシングを始めて、もう6年以上になります。最初は半信半疑で恐る恐る始め、なかなか釣れないので何度か餌釣りに戻ろうと思いました。それでも今度こそ今度こそと、何度かの釣行を辛抱強くフライで続けているうちにポツポツとアタリが出るようになってきました。

フライフィッシングは、釣り竿や釣り糸の操作をするキャスティングの要素と餌として使うフライを作るタイイングの二つの要素からなっています。もちろん市販品のフライもありますが、自分で作ったフライで魚が釣れると楽しさは何倍にもなります。だからフライフィッシャーマンの多くは自分でフライを作るタイイングもやっています。

以下は、私が見よう見まねで作ったフライの数々です。ほとんどは実釣で成果があったものですが、いくつは2012年に試す予定のものもあります。小さいものは1センチちょっとのものから8センチくらいのものまで多彩です。ご覧頂ければ幸いです。

アラスカのサーモン用フライ

素材はシェニールやマラブーを使用しています。なぜこんなフライで釣れるのか、作っているのに分かりません。アトラクター(誘い)の要素しかないように思いますが、とても効果的です。これらのフライに大きな鮭が食いつきます。



日本の渓流 春先用

ニンフフライと呼ばれている水中に沈めて使うフライです。カゲロウなどの水生昆虫の水中時代の姿を模しています。素材としては、シカやウサギなどの毛や水鳥の羽などの天然素材が中心です。魚の関心をひくために、金色のビーズを使う場合もあります。



日本の渓流 初夏から秋用

ニンフは一年中使えますが、水が温かくなって水生昆虫の羽化が始まると水面を流して使うフライを使っています。これらはドライフライと呼ばれます。魚が水面を割ってフライに食いつくシーンはとてもエキサイティングです。この興奮を求めて、ドライフライしか使わないという釣り人もいるくらいです。
水生昆虫の他に、クモなどの陸生昆虫もとても効果的です。木から落ちたり風に飛ばされて流れてくる陸生昆虫は岩魚の大好物です(クモが木から落ちるかな?)。


左下のフライは左上のフライの進化形です。見た目にはほとんど変わりませんが、素材を変えて浮力と耐久性をあげています。右下はドライフライの基本中の基本であるエルクヘアカディスですが、今も変わらぬ実力を持ち続けています。


毎年4月から9月まで、下の写真のフライボックスを釣りベストにしまいこんで山形や秋田に出かけていきます。釣れるか釣れないかはその時の運です。川の状況や天気、先行者がいるのかいないのか、川の状況が良くて先行者もいないのに釣れない。別の川に行きましょう。


北海道の釣り レインボートラウト用

北海道で使うフライは、本州で使うものより2まわりは大きいでしょう。秋田では18〜14号の釣り針を使いますが、北海道では8号前後を使っています。


北海道の釣り アメマス用

北海道の秋のアメマス釣りでは、エッグフライを使います。遡上する鮭の卵を狙っているアメマスには、その卵を模したエッグフライがきわめて効果的なのです。ただ同じ色を使い続けると効果が薄くなってきますので、何種類かの違う色のフライを用意しておきます。



ここ数年、アメマス釣りはもちろんアラスカのサーモン釣りでも効果を発揮しているのがビーズです。手芸店などで購入したビーズを着色して使用します。最近読んだアメリカの釣り雑誌では、キングサーモンもこれで釣れているようです。いつかはこれでチャレンジしたいと思っています。なお、アメリカの釣りのルールでは、ビーズでの釣りはフライフィッシングのカテゴリーには入らないそうです。そのためフライ専用区では使えません。


11月のアメマス釣りは川の水量が勝負をわけます。川の浅瀬が凍っているような寒い中でも、水量があれば60センチ、70センチのアメマスがこれらのフライに食いついてきます。


フライタイイングは、初めは難しそうに見えます。なかなか思い通りにはいかないかもしれません。でも何本か巻いているうちに、「あーこうすればいいんだ。」「ここは簡単にしておこう。同じように見えるし。」という具合に自分流ができてきます。確かに複雑なものもありますが、簡単に巻いたものとどれだけ釣果に差があるかは不明です。どうですか、一度巻いてみませんか。

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